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苛立ち
イライラする。
夜の草原で彼の後姿を見送った日から、三年の月日が過ぎ去った。
彼の無事は、月に一度家に送られてくる小さな贈り物で知らされていた。
一年近く前、彼の身に何かが起きたであろう滅びた村の惨状を目にした後も、数度それは届いていた。
けれど、それは数ヶ月前にぷつりと途絶えてしまった。
どんなに風の声に耳を澄ませても、何も聞こえてこない。
ただ、たまにソウルイーターの不吉な気配が残り香のように風に紛れ込んでいるのが気掛かりだ。おそらく彼は、三年前に湖上の城で暮らしていた時のように、あの紋章に苦しんでいる。皮肉なことにソウルイーターの気配によって彼が生きていることが解るけれど、彼の心が傷ついているのに安心なんてできない。
『坊ちゃんなら、きっと大丈夫』
広い邸にただ一人残された、かつて女戦士だった家人は気丈に笑顔を作っていた。でも一番不安なのは彼女だろう。
そして、やはり僕も不安で仕方がない。
連絡が途切れた後しばらくは安否が解らなくなってしまった彼を心配する気持ちが強かったが、今となっては心配を通り越して怒りすら覚える。
何故僕の名を呼ばないのさ。君が一言呼べば、助けに行ってやるのに。
強情な彼は他人に頼ることを由としない。こちらから働きかけてやらなければ、どんなにぐらついていても誰かに寄りかかろうとしない。
自立心が旺盛なのは結構なことだけどね、こっちに心配掛けるほどに我慢するのは馬鹿だと思わないわけ? いい加減呆れるよ。
彼を見つけた暁にはどんな手を使ってでも捕まえて縛り付けて閉じ込めてしまおうかと、少しばかり物騒なことを考える。
そんな風に僕の我慢も限界にきていた時、師匠であるレックナート様が言った。
「新たな戦いが始まり、再び宿星が集います。ルック、貴方もその一人ですよ」
はっきり言って冗談じゃない、と思った。
“彼”じゃない“天魁星”にいったい何の価値があるのだろう。
そんな奴を守るつもりも助けてやるつもりもない。
だが、宿星が集うほどの戦争が起きるのならば。
それがあのハイランドを相手取った都市同盟の戦いならば。
きっと彼の情報が手に入るはず。
それだけのために、僕は石版とともに同盟軍の新しい本拠地へと赴いた。
■■■■■
「切り裂き」
ズバババババッッ!!!!!
「「うわあああああ!!!!!」」
派手に血飛沫を上げて熊男と青男が吹っ飛んでいった。
ほんの少しだけ気が晴れたけれど、まだまだこんなものじゃ僕の気は治まらない。
この二人にはこれからも存分に苦しんでもらわなければ。
その機会を与えてくれた二人のしぶとさには感謝してやろう。
「生きてたんだね」
二人の顔を見た瞬間に思わず切り裂いてしまったけれど、三年振りに会ったのだから取り敢えず挨拶を口にしてみた。二人は気に入らないようだ。別に関係ないけどね。
それにこいつらが生きていて嬉しいのは本当だ。何しろこれから心置きなく過去の鬱憤が晴らせるのだから。
僕自身はこいつらが生きてようが死んでいようがどうだっていいのだが、彼を哀しませたのは許せない。
しかも熊男は彼を過酷な戦争に巻き込んだ張本人だし、青男はその身勝手さで散々彼を傷つけた。それだけやらかせば充分万死に値する。宿星に身を置いてるからには殺すわけにはいかないけれど、生かさず殺さずじわじわと痛めつけるのもまた一興。
やたら恨みがましげに睨んでくる三十路男二人を無視して今度の天魁星とやらに目を向けてみる。
随分と平凡な、そこら辺のガキそのものじゃないか。たいした特徴もなく、何となく猿っぽい。彼―ティルのように人を惹きつけるカリスマ性も、内面から輝くような美しさもない。
隣に立つのは軍師か。二人とも顔色を青くしてこちらを見ている。
何、たかだか切り裂きで熊と青が血ダルマになった程度で驚いてるわけ、この二人。
ティルとマッシュだったらあっさりスルーして二人で和やかに談笑してたものだ。たまに「ほどほどにね」とか「戦争前は士気が下がるので控えて下さいね」という苦言があるくらいだった。
見下すように鼻で笑ってやると、軍師が眉間に皺を寄せた。こいつ、将来ハゲるな。
平凡なガキ軍主は腐れ縁に治癒魔法を掛けている。
その右手には“はじまりの紋章”の片割れ“輝く盾の紋章”が輝く。なるほど、天魁星というからにはそれなりのオプションは付いてるわけか。
希望の象徴としては見栄えの良い紋章だけれど、鬱陶しいくらい眩しい光は嫌いだ。持ち主は宿して間もない上に紋章自体慣れていないようで、満足に使いこなせていない。
それでも初歩の治癒は上手く出来、腐れ縁が回復した。都合が良い。
「何突っ立ってるのさ、熊と青いの。動けるならさっさとこの石版移動させてくれない?」
「お前なあ・・・」
熊が文句を言おうとしたらしいが、すぐに口を噤んだ。
青男は反論もせず熊や何人かの男と石版を持ち上げようとしている。
多少は賢くなったのだろう。僕に逆らおうなどと身の程知らずな真似はしない。
良い心掛けだけど、それで許されるとは思っていないよね。
「ちょっと、お前突然出て来て何なんだよ!? いきなり攻撃するわ偉そうに命令するわ、常識ってものがないの!?」
「そーよそーよ! いきなりフリックさんやビクトールさんを襲うなんて酷い!」
きゃんきゃんと喚き立てるガキ軍主とピンク色の小娘。
「名前もここに来た理由も言っただろ。一度で理解できないわけ。だいたいあんたら誰さ」
「私はナナミ! こっちはユアン! ゲンカクじいちゃんの孫の仲良し姉弟よ!!」
だから何なのさ。
ピンク小娘のどこかずれた台詞に脱力したのは僕だけじゃなく、小娘以外の全員だった。
「ルックちゃんって言ったわよね、可愛い顔して性格悪いんじゃないの!?」
ビキッ
ゴトッ
今、血管がいくつか切れた気がするよ。
しかもあの役立たずの腐れ縁コンビ、石版落としたな。
まったくどいつもこいつもいい度胸してるじゃないか。
その無謀さを賞賛するように微笑んでやると、腐れ縁を筆頭に全員の顔から血の気が引いた。人の顔見て失礼な。
「ちょっと待て、ルック! 頼むから落ち着け!」
「ナナミの発言は気にするな! 俺たちも謝るから!」
あんたらの謝罪なんざ砂粒ほどの価値もないよ。
二度目の切り裂きは腐れ縁と平凡な小猿をまとめて吹っ飛ばした。
一応、以前にティルから力の弱い人に攻撃してはいけないと言われていたので、殺したら死にそうな連中は取り敢えず避けてあげた。多少のとばっちりは仕方が無いと諦めてもらうしかない。
「お・・・おおいなる・・・めぐみ〜」
「ほら、そこの熊と青いの。さっさと石版担ぎな」
「「・・・・・・・・・」」
それからしばらく僕は城の中を歩き回って、結局ホールの一角を陣取った。
広いし、光が差し込んで結構気持ちがいい。多くの人間がうろつくのは鬱陶しいけれど、仕方ない。彼の情報を手に入れるためにも人が多い場所に居た方が良いし、もし彼がこの城に来ることがあればこの場所は通り道だ。
「ご苦労。終わったら用は無いよ。じゃあね」
僕の指示通りに石版を設置したむさ苦しい男達はその場に蹲って肩で息をしている。邪魔だよ。
「お・・・お前・・・礼の・・・一つも・・・言えねえのかよ・・・」
ご苦労って言ったじゃないか。
「と、ところで・・・」
青いのが苦しそうな顔を僕に向けてきた。足蹴にしたい。
「ティエンのこと・・・何か、知らないか・・・?」
ゲシッ
あ、つい本当に足蹴にしてしまった。まあいいか。
だいたいこいつがティルの名前を出すのが悪い。
怒りがざわざわと湧き上がってしまったよ。
足を下ろすと青男の顔にしっかりと僕の靴の痕が付いていた。
噴出しそうになったが、無表情を保つ。
「あんたに教えてやる義理はない」
冷たく言い捨ててやると二人の顔が強張った。だがすぐにまた口を開いた。
「あいつ、あれから行方不明だとアップルに聞いた。お前ならティエンがどこでどうしているか知っているだろう?」
「聞いてどうするのさ」
「俺達が生きていることを、あいつを心配していることを伝えたいんだ。この馬鹿野郎が俺達の無事を仲間に伝え忘れていたらしくてさ。皆に心配掛けたことも悪いと思って・・・ぶっ!」
青いのの言葉を遮って再び足蹴にしてやった。
聞いてられないよ、まったく。三年間で少しは成長したかと思えば、まだ外見も内面も青いままなわけ。
「誰もあんたらの心配なんてしてないよ。僕が気にしてるのはあくまでティルだけだ。あんたさ、どの面下げてティルに会うつもり?」
「もしかして、やっぱり怒ってるのか?」
「よく解ったね。さて、どうしてやろうか。一日一本ずつ手足の指を切断するのも楽しいかな」
そうして少しずつ痛め続ければ何日後に死ぬだろう。
なんて、軽い冗談のつもりだったけど二人は真っ青になって硬直している。
でもこれくらいの嫌がらせしたって問題はないだろ。こいつらがティルにしたことを思えば可愛いものだ。
「いや、本当に悪かったって! うっかり連絡するのを忘れて・・・」
「だからあんたらの生死はどうだっていいんだよ。連絡? 別に死んでたってそれはそれで結構」
「「・・・・・・おい・・」」
何かおかしなこと言ったかな?
二人の顔色がさらに悪くなって生気もなくなってる。
まさか傷ついたわけじゃないだろうね。
「自分達がしたことの意味も解らない腐れ外道が死んだところで、それは馬鹿が二匹この世から消えただけでしかない。大切なのはティルの心に残る傷だ。馬鹿二匹のせいで余計な傷が残ったのが許せないんだよ」
僕が珍しく親切にも丁寧に説明してやったのに、二人の表情は相変わらず苦々しい。
小声で「もっと言い様ってもんがよ・・・」とか聞こえてきたけど、どこが悪いのかさっぱり解らない。
言い様と言えば、以前ティルに「ルックの言葉は素晴らしく鋭利で容赦なく他人の胸にざっくりくるみたいだね」と褒められたことがあったな。しかも「僕も大概だけど上には上が居るものだ」としみじみと感心までされた。あれはちょっと嬉しかった。
そんなほのぼのした思い出に浸っていると、小猿と小娘がこちらに走って来るのが見えた。
「ねえねえ、フリックさんにビクトールさんにルックさん! トランの英雄と知り合いって本当!?」
・・・・・・。
「切り裂き」
本日三度目の切り裂きが腐れ縁と小猿を襲った。
その日から小猿は僕を嫌いになったようだが、別にどうでもいいことだ。
同盟軍に加わって数ヶ月が経った。
三年前に解放軍に加わっていた者達も少しずつ増えていく。だが、その中に捜し続ける姿はない。
元解放軍の数人は旅の途中でティルに会ったと言うが、どれも一年以上前のことで何の役にも立たない情報だ。
イライラする。
僕の心情を表す言葉はそれだけだ。
あまりにも苛立たしいので、時々憂さ晴らしに熊や青いのや小猿に切り裂きを食らわせて一時的なストレスの発散をして理性を保っている。
これでも充分我慢している方だ。でなければとっくにルルノイエ城に乗り込んで“真なる風の紋章”の力を解き放っている。
そんな何事も無い穏やかな日々が流れる中、あいつが現れた。
「ルックじゃん! 久しぶり〜」
「何、あんたも来たわけ」
三年前よりも外見は多少男らしくなったが、相変わらずへらへらしているタラシ男。
解放軍時代、本当の意味でティルの傍に居た人間の一人だ。
僕自身はそいつが嫌いだったけれど、ティルにとってはそれなりの役に立つ奴だったから、青いのほどには切り裂かなかった。
「なあ、ティルが今どうしてるか知らね? 最近手紙も来ないしさ、クレオさんも心配で仕方ないみたいなんだよ」
他の奴等にティルのことを訊かれると殺意にも似た怒りが湧き上がるが、タラシ男に対してはそういった怒りは無い。それはこいつが“理解している”から。
だから僕も答えてやった。
「狂皇子の所だと思うよ」
「え? はあ!? だ、大丈夫なのかよ!?」
「大丈夫だろ。考えてみろよ」
「・・・・・・大丈夫だな。あいつならハイランド軍陥落してるな」
そう、ソウルイーター以外にティルを傷つける要素は無いに等しい。
狂皇子はもちろん、小猿の幼馴染やその傍にいた将軍達もどうせティルに魅了されるに決まってる。
「それに、僕はティルが狂皇子の傍にいることは悪くないと思ってる」
「・・・ふうん。そうなのか」
タラシは納得しきれていないようだが、それ以上何も言わなかった。
タラシに言ったことは嘘でも誤魔化しでもない。
冷酷な殺人鬼と恐れられている狂皇子の噂なら僕だって知ってる。だが何故か僕は狂皇子の傍にティルが居ることに不安を感じないのだ。むしろ、狂皇子の傍にいることが彼の為になるとさえ思える。
事実、ハイランドの小さな村が滅ぼされた後も、その場に居たであろうティルから無事を知らせる手紙は届いていたのだから。
けれど現在、ティルの安否は解らない。
狂皇子の傍にいるのかも確かめようがない。
いったい何をやってるのさルカ・ブライト。
ルルノイエに乗り込んで狂皇子を問い詰めてやりたい。
また苛立ちが込み上げてきた。
ちっ、こんな時にいつも間の悪い青いのでも通り掛らないだろうか。切り裂きの一つも食らわせてやるのに。いっそのこと目の前に居るタラシでもいいか。
そう考えて右手を翳そうとした時。
「おー、シーナじゃないか。久しぶりだな」
「馬鹿、ビクトール! あの二人が揃ってる時に話しかけるなっ」
青男と熊登場。
キランッ
タラシの眼が光った。
瞬時に僕は直感した。
――殺る気だな、と。
ホールは数秒間炎に包まれた。
炎が治まった後にはぷすぷすと焦げた匂いを放つ黒い物体が二つ転がっていた。
「よう、フリックにビクトールのおっさん。生きてたんだなー♪」
「・・・お陰さんで死に掛けたよ・・・」
他人がやってもそれなりに気が晴れるものなんだね。
ボロボロの腐れ縁コンビを眼にして苛立ちが治まった。いいことだ。
その後、タラシの力添えもあってトラン共和国と同盟軍は同盟を交わした。
同盟軍に参加してからは僕は一度もマクドール邸に訪れていない。
いい機会だから訪ねて行くと、タラシとばったり会った。考えることは同じか。
以前なら険悪になったが、グレッグミンスターの街を破壊しようものならティルが怒るので、ここはタラシの存在に耐えて邸の扉を叩いた。
「あら、二人が一緒なんて珍しいね」
顔を出したクレオは僕達を見て驚愕を露にし、そう言った。
「別に一緒に来たくて来たんじゃないよ。タラシが勝手に来たんだ」
「そりゃこっちの台詞だっ。俺だってお前と一緒なんて冗談じゃねえよ」
僕達の会話にクレオはくすくすと笑っている。何がおかしいのさ。
睨んでみるが効果は無い。
この人はティルが今最も大切に想う人間だから、僕もあまり邪険にはできない。
「でも来てくれて良かった。二人に見せたいものがあるんだ」
いつも落ち着いているクレオにしては珍しく声が弾んでいる。
何か良いことがあったらしい。
そう思った時、僕とタラシはほぼ同時にハッとした。
クレオが上機嫌になる理由は一つしかない。
クレオの後から応接間に入ると、彼女は机の上に置いていたものを手にこちらに近づいてきた。
僕の眼はクレオの手の中の封筒に釘付けとなった。見覚えのあるそれは、紛れもなく――。
「坊ちゃんから手紙が届いたんだ」
いつものように、封筒の中には小さな押し花の栞が一枚だけ入っていた。
小さな、何の変哲もない栞だけれど、僕達にとってそれは何よりも貴重な宝物。
差し出された栞をそっと手に取って見る。可憐な白い花が押し花されていた。
「裏を見てごらん」
言われて栞を裏返してみて、一瞬思考が飛んだ。
すぐ隣のシーナが鋭く息を呑む音が聞こえた。
栞の裏側には綺麗な字で花の名前と――たった一文。
“心配掛けてごめん”
その瞬間、数ヶ月間胸の奥で燻っていた怒りや苛立ちや不安のすべてが消え去った。
同時に込み上げてくるこの熱さは何なのだろう。
あえて表現するならば、心が揺さぶられる、とでも言えば良いのか。
「ティル・・・無事かあ・・・」
震えを帯びた声でタラシがため息をつく。
たった一言なのに、何故こうも彼の言葉は威力があるのだろう。
心や感情など気に留めもしなかった僕を揺るがせるのは、彼だけだ。
ティルが僕を呼ばないこと、安否を知らせないことに苛立ち、怒っていたはずなのに。
小さな栞に綴られた短い言葉だけで、苦しかった月日の全てを許せる。その時間さえ今は愛しく思えてしまうなんて。
そして心から願う。
ティルに会いたい――。
■■■■■
トラン共和国の協力を得て戦力を増した同盟軍は、ハゲ軍師の卑怯とも言える奇襲によって狂皇子ルカ・ブライトを討った。
その数日後、ようやく再会したティルには笑顔が戻っていた。
さすがに四年前に初めて会った時のようなものではなかったけれど、それでも三年前に別れた時とは明らかに違う。最悪の時期を脱したことが解る、どこか吹っ切れたような清々しさ。
成し遂げたのが狂皇子というのが何とも気に入らないが、ティルの心の傷が随分と癒されたのだから我慢しよう。
よくも心配させてくれたね。
よくも僕を一度も呼ばなかったよね。
言いたいこと、責めたいことはたくさんあるけれど、結局僕はティルを抱きしめれば満足なんだ。
彼が傍に居てくれることに確信を持てた頃、恨みを込めて少しだけ責めてみた。
ティルはちょっと困ったような顔をして、そして微笑んだ。
「でもルックはいつも僕の傍にいて、助けてくれたよ」
本当、僕は君に弱い。
だってそうだろ?
ティルの言葉一つで僕は救われ、とても誇らしい気分にさえなっているのだから。
腐れ縁コンビや小猿をどんなに切り裂いても一時的な気の休めでしかなかった心の平穏が、君の声、君の匂い、君の存在でとても安定している。
だから、ねえティル。もう二度と僕の傍から離れないでほしい。
今度また君が僕の前から姿を消して、安否も解らなくなってしまったら。
僕はきっと壊れてしまう。
END
坊ちゃんと離れ離れになっていた間のルックの思いでした。
とんでもなく自己中心なので色々と突っ込み処満載です(笑)。
それにしてもルックがまともに名前を呼ぶのが
坊ちゃんとクレオとレックナート様だけとは・・・(苦笑)。
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