□ こねこのにっき □

10月 10日
絳攸さまが持ち帰ってきた書簡の中に
劉輝の日記が紛れ込んでいました。
「池の鯉が元気で美味かった」って何?
もしかして絳攸さまが言ってた
「鯉泥棒事件」と何か関係があるのかしら?
池の鯉が美味かった?
・・・・・・まさか、主上・・・。

・・・まあ、お嬢様に害がなければいいか。
秀麗は余からの恋文を喜んでくれたかな〜♪
そうだ、今度は贈り物にしよう!
早速池に鯉を獲りに行くのだ。
やはり何者かが城の池から鯉を盗んでいる。
おい楸瑛、戸部尚書の怒りが爆発する前に
羽林軍の名誉に掛けて犯人を捕らえろよ。
まったく、一匹いくらすると思っているんだ!
一番疑わしいのはうちの猫だけれど、
今朝枕元に大量のネズミが転がっていたから
除外しても良さそうだ・・・。
・・・朝から何てものを見せるんだ・・・(げっそり)。
うむ、今日は朝から良いことをした。
愚兄如きに食料を恵んでやったのだ。
感謝しながら食すがいい。
待てよ、愚兄よりもまだ幼い心の友の方が
食物が必要かも知れんな。ふうむ・・・(思案中)

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