□ こねこのにっき □

12月 30日
寒い日が続くわね。夏はいつの間に過ぎたのかしら。
年末といえば大掃除! 絳攸さまの邸はすぐに片付いたのに
父様の邸の掃除は終わりが見えないわ。
これでも貴陽に帰ってからずっと
少しずつ掃除してるのに・・・。
来年の正月は秀麗のご馳走が食べられると思うと
余は幸せなのだ♪
秀麗の手料理を食べるためにも、
邵可の邸の掃除を頑張るのだ。
兄上、食器は全てピカピカに磨いたのだ。
次は何をすればいいですか?。
ご苦労さまです、主上。
では庭の草むしりをお願いします。
燕青、屋根の修理が終わったらお前も草むしりだ。
龍蓮殿は藍将軍で遊んでいて下さい。
私はお嬢様のお手伝いをします♪
・・・静蘭・・・お前本当に容赦ねえな。
このだだっ広い庭を二匹だけで草むしりしろと・・・。
私も友を手伝いたいのに
何故よりによって愚兄の相手など
してやらねばならないのか。
仕方ない、私の分も愚兄を働かせるべく
尽力しようではないか。
くっ、邪魔をするんじゃない、愚猫!
そこはさっき私が丹念に雑巾掛けした場所だ、
泥だらけの足で歩き回るんじゃない!
あ! せっかく整頓した本が!
こら! ゴミを漁るな!!
・・・・・・ここはどこだ・・・。
俺は確か邸の中の埃を払って歩いていたはずなのに、
気がつけば庭の真ん中に立っているんだが・・・。
あ、あんな所で主上が一心不乱に草むしりを・・・。

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