□ こねこのにっき □

7月 30日

もういや〜! 毎日暑いと思えばいきなり雷は鳴るし、
大雨で洗濯物は濡れるし、全然気が休まる時がないわ!
何か気が紛れることはないかしら・・・。

よし、心の友よ。私が何とかしてみせよう。
友へのこの熱き想いを壮大な歌に乗せて
彩雲国中に響かせようではないか!
秀麗、余が助けてやるぞ!
夏にやることといえばやはり怪談!
霄太師から毎日のように聞かされている
背筋の凍る小話を聞かせてやろう。
二匹とも、それは私のお嬢様への嫌がらせですか?
龍蓮殿はどうぞ藍邸より歌声を披露なさって下さい。
主上、それほどに怪談がお好きならば
私のとっておきをお聞かせ致しましょう。
しばらくは恐怖に震える日が続くでしょうが、ご心配なく。
お嬢様の傍には私が二十四時間朝も昼も夜も付いています。
困ったものだな、この季節の突然の雷雨というものは。
秀麗が怯えてしまって心が痛む・・・。
傍にいてやりたいがこの猛暑で官吏が次々に倒れて
仕事が溜まりに溜まってしまって吏部から動けん・・・。
・・・ふ、鍛えていて本当に良かったよ・・・。
うっかり倒れてしまえば愚猫の彩雲国中に響くほどの歌声を
一日中聞かされる羽目になる。
とはいえこのまま睡眠不足が続けばどうなるか・・・。

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