□ こねこのにっき □

8月 10日
絳攸さま、大丈夫かしら?
日に日にやつれているのだけれど・・・。
匿名希望のどっかの王様から氷の塊が贈られてきたし、
冷たい飲み物で涼んでもらいましょう。
静蘭が器用に氷を削ってくれるから助かるわv
はい、お嬢様、お任せ下さい。
固い氷を削り取るにはコツがあるんですよ。
まずは爪を構え(シャキーン!)
標的を見据え(キュピーン!)
脳内変換し(迷子男や藍家の能天気男)
――始末する(邪笑)。
く、くそ・・・こんな暑さで倒れてたまるか・・・っ。
数日中に処理しなければならない書簡が山のように・・・っ。

あ、ありがとう秀麗。何故か門に放置されていた巨大な氷で
飲み物や氷嚢や色々なものを作ってくれたんだな。
今まで冷房器具が静蘭の眼光だけだったから心理的にも助かる。
秀麗は余からの贈り物を喜んでくれたかな〜♪
何だか城内が静かだなと思っていたら
皆この暑さで倒れたらしい。
霄太師もさっさとくたばらないものだろうか。
心の友よ、私も冷たい飲み物を所望するぞ。
む? 氷の中に見覚えのある布の切れ端が混ざっているな。
どこで見たものだろうか、やたらと見覚えがある。

・・・・・・思い出せないということはどうでもいいことだな。
何だい、絳攸の邸の門の前にでんと置かれた
巨大な氷の塊は。
危うく静蘭に氷ごと削られそうになったよ。
あ、袖が破れている。

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