□ こねこのにっき □

11月 30日
わあ、風が冷たくなったわね。
静蘭がいつもそばにいてくれるからあたたかいけれど。
絳攸さまたち風邪なんて引かれてないかしら。
劉輝なんて特に心配よね。
・・・でも一番心配なのは父様かしら・・・。
私がお嬢様に寒い思いなどさせるわけがありませんよ。
ささ、もっと私のそばに来てください。
友のためならば、たまたま落ちてきた鳩の羽をむしって
羽毛の上着の一つや二つ繕ってしんぜよう。
―その頃の貴陽―
へくしゅっ・・・。

うぅ・・・余は・・・余はあの枝の葉が落ちきるまで
生きられるのだろうか・・・。
死ぬ前に一目、秀麗と兄上に会いたい・・・。
このバカ猫があああ!!!

寒い中、一晩中庭で枝の葉を見つめていたら
風邪を引くのは当たり前だろうが!!
昨夜は冷え込んだからね。
しかし主上、本当に一晩中身動きしなかったんだね。
朝来たら昨日とまったく同じ場所に座ってたよ。
たいした根性だね。

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