□ こねこのにっき □

4月 20日
茶州の州牧が猫だったなんて!
しかも静蘭のお友達だったなんて!
さらに私達がお尋ね猫だったなんて!
悠舜さんに渡された劉輝の手紙・・・
何だか心配になってくるわ・・・。
友達じゃありません赤の他猫です見たこともありません。
主上からの手紙ですか。
確かに切実さが滲み出ていますね。
(まあ放っておいても大丈夫でしょう)
ささ、お嬢様、早いところお暇
(いとま)しましょうね。
こら待たんかそこの性悪猫、姫さん置いてけ。
吏部尚書が五月蝿くて悠舜が大変なんだよ。
ふむ、これが世を騒がせた友の絵か。
恐ろしいほどの執念と愛を感じるな。
ようやく秀麗殿達を保護できました。
これで黎深も安心して静かに・・・


・・・・・・毎日秀麗殿の様子を訊きたがりそうですね・・・。
―その頃の貴陽―
拝啓 秀麗さま。
貴女が見つかったと茶州から報告があって早数日。
日々貴女の帰りを待ち続けて幾星霜。
散りゆく桜に貴女の面影を追い、
この風に乗って茶州に飛んでゆきたい・・・。
でも静○とか絳○とか黎○とかが怖くて怖くて怖くて・・・
余は何故彩雲国の王なのだろう・・・(以下涙で滲んで読めない)
秀麗を保護したと茶州から連絡があった。
黎深さまが茶州に飛んで行きたがって大変だった・・・。
うん、相当大変だったんだね。
紅家の動きがおかしいという情報が
一晩で彩雲国中に駆け巡っていたよ。

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