□ こねこのにっき □

3月 10日
我が愛しき心の友よ!
もうすぐ彩雲国に華々しく春の嵐が訪れるぞ!
さあ、共に羽ばたこうではないか!
輝かしい未来は私と友のために
今燦然と輝く光の回廊を開いている!!
日記をのっとられた!!??(ガーン)

というか、意味が解らないわよ。
お嬢様の日記を乗っ取るとは不届き千万。
可愛い足跡を見る喜びを私から奪うなど、
どういう了見なのか小一時間問いただしたいですね。
静蘭、黒いオーラが怖いぞ。
そういやあもうすぐ春だなあ。
姫さんにはずっと茶州にいてもらいたいんだが、
やはり帰っちまうのか。寂しくなるな。
―その頃の貴陽―
冬から春に変わろうとする季節。
あちらこちらから春の便りが届き始めているが、
余の心は今も木枯らし吹く冬の空・・・。

な、何故笑うのだ、そこの猫たち!
これはぽえむなどではなくて、余の素直な心境だ!!
こらそこの馬鹿猫(との)
こんな所に野良猫を呼ぶなんてどういうつもりだ!
さっさと追い出せ!!
よほど寂しいんだろうねえ。
よく考えてみれば秀麗殿も静蘭も愚弟もいない今、
王宮に猫は主上一人か。
妹猫の十三姫でも呼んであげるべきだろうか。

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