□ こねこのにっき □

9月 20日
りゅうれんのおおばかあああーーっっ!!

大風に乗って桃源郷を目指そうって、
あんたほんとに何考えてるのよ!!
それでここはいったいどこなのーっ!?
何故怒る、心の友よ。
貴重な体験が出来ただろう?
なに、私達がそばに居るのだから友に危険などない。
大丈夫ですよ、お嬢様。
とんでもないことしてくれやがりましたが
確かに私と龍蓮くんがいれば心配ありません。
まずはここがどこか調べましょうか。
―その頃の貴陽―
秀麗はどこだ―――っっ!!

大風吹き荒れる窓の向こうを見やれば
秀麗と静蘭と龍蓮が仲良く手を繋いで飛んで行ったーっ!
何故あんな馬鹿なことを〜〜〜っ。
秀麗と静蘭がいなくなったのだ〜〜〜っ!!
何故なのだ、秀麗、兄上〜〜(涙)。
余を見捨てて駆け落ちしてしまったのか―っ!?
うわあああああん!!(滝涙)。
・・・・・・・・・・・・龍蓮と・・・秀麗殿と・・・静蘭・・・
どう考えても諸悪の根源は愚猫か・・・っ(蒼白)。
○△×★♪%▼□※―――!!!
落ち着け馬鹿。

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