□ こねこのにっき □

12月 20日
寒くなってきたわね。
父さまや絳攸さまたち、風邪なんて引かれてないかしら。
父さま、倒れてもお世話をしてくれる人いるのか心配。
それに父さまのお邸・・・今どうなってるのかしら?
ちゃんと原形とどめて建ってるわよね・・・?
きっと大丈夫ですよ、お嬢様。
旦那様は顔が広いですし、きっとどこかの誰か
大掃除もしてくれています。
私はそう信じていますよ。
大掃除かあ。
随分帰ってないが、俺の家はどうなってるかな。
ネズミが住み着いてたら食い物には困らなそうだ。
友が寒さに凍えないよう、眠る時には私も共に寝よう。
同じ夢を見られたなら幸せだ。

・・・・・・無粋な、二匹して我らの同衾を邪魔するとは。
最近は冷えますね〜。
でも猫が四匹も寄り添って寝ている姿には
ほっこりしましたよ。
寄り添うというより三匹で秀麗殿を取り囲んでいる
ようにも見えましたが・・・。
―その頃の貴陽―
はい、兄上。
ご命令通り今年も邵可邸の大掃除を致します。
だからお願いなのだ。
秀麗と一緒に早く帰ってきて下さい・・・(涙)。
今年も邵可様の邸を掃除しろという命令を受けた気がする。
これでも一ヶ月に一度は行っているのだが、
何故すぐにとんでもない惨状に戻ってしまうのだろう。
今年も年末恒例の大掃除の日がやって来たね。
私の家は愚猫がいないお陰でずっと平穏だからね。
邵可殿の邸を掃除することくらい何でもないよ。

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